東金線に4両が帰ってきた
車両損傷を伴う踏切事故の多い千葉ローカルですが、またしても事故が発生。
2025年6月24日、総武本線 八街〜日向間の踏切でダンプが立ち往生し列車に衝突する事故により、209系のC606編成が被災。事故後幕張へ、そして大宮まで自走できたとはいえ、なかなかの損傷でした。

幕張の209系6両は13運用/14編成で、定期検査で1編成が抜けると予備が無くなり、(朝だけで終わる運用があるとはいえ)全編成が稼働することとなります。
その状況で1本が使用不能になると予備-1、つまり通常運用に入れる車両が足りなくなる事態に。事故当時はC610編成が検査入場しており、翌日から車両不足となってしまいました。
ということで、前日の大網終〜朝の東金線運用が4両編成で代走となりました。
編成ですが、
6/25〜29:C413、6/30〜7/16:C438、(7/16にC610が出場)、7/17〜20は6両に復帰、7/21〜23:C433 でした。
朝の外房線は6両でもなかなか混雑し、特にこの運用は以前定期で東金に4両が来ていた頃でも6両でしたが、13運用中この運用だけが前日の終電〜翌日の朝入庫で完結し、同じ車両を毎日使い回すことができます。他の運用のように毎日行先・滞泊箇所が変わるよりも、毎日同じ枠で走った方がいろいろメリットがあったのでしょうか。
ラッシュ時の混雑が悪化し利用サイドからはとても迷惑だったのでしょうが、趣味的には珍しい光景が数週間に渡り見られました。



この代走、検査入場していた編成が戻ってきたタイミングで終了し、次の入場までは予備0ながら 7/21〜23以外は所定運用でなんとか回していました。
次回はもっとびっくりする展開になるとは当時夢にも思わず…
E235系の電気連結器とホームドア
横須賀線・総武線向けE235系の特徴ともいえる、前面の電気連結器(電連)。

分割併合に使用する増4号車と1号車のほか、初期の7編成ペア(F-01〜07,J-01〜07編成)には普段分割併合をしない増1号車と11号車にもこれが設置されていましたが、昨年あたりから全て撤去されました。
なぜ余分な電連を装備し、今になって撤去されたのか…?
幻に終わった(?)計画
余分な電連を装備した理由としては、登場時の報道公開において『JR東日本の担当者は、「まだ検討段階にある」と断りつつも、「将来的に付属編成の連結位置を入れ換える際に対応するため」と説明。』という記事があり、このために予め装備しておいたというのが答えのようです。
『将来は編成組み替えも? 横須賀・総武快速線用のE235系1000番台お披露目』鉄道コム 2023年12月11日配信 https://www.tetsudo.com/report/293/
しかし、8編成目(F-08〜,J-08〜)以降では余分な電連を装備せず登場しています。このあたりから連結位置変更計画が立ち消えになった…という説が浮上していました。
邪推ですが、将来使うとはいえ仮に全編成の両側に電連を取り付けるとすると、97個(基本51+増結46)も余分な電連を装備した上、連結位置変更後は同じ数だけ余ることとなります。これだけ無駄な電連を抱えるくらいなら、両側に電連のある7組を上手く使い、小刻みな運用変更を重ねて電連位置を変更する改造を進め、連結位置を入れ替える…という構想でもあったんじゃないかな、と思っていました。真相はよくわかりません。
ホームドア工事に見る結論
首都圏の各路線のうち、主に特定電車区間のエリアでは将来的にホームドアを整備することが公表されています。総武快速線・横須賀線系統では成田空港の2駅といろいろあった新小岩にすでに整備されており、車両側の準備は整っています。
その他の駅では具体的な設置時期は発表されていないものの、一部の駅ホームでは設置に向けた準備工事が始まっています。
こちらは2月頃の稲毛駅の様子。








ホーム上にホームドアを設置するためのマークが書かれていましたが、マークに添えられている記号を見ていくと
- N=3番線(上り方面)
- K=4番線(下り方面)
- Z=増結号車にのみ記入
- (上記英字の隣に記されている数字)=(当該号車)
- (ハイフンの右側の数字)=号車内で東京側から数えた番号 ⇒おそらくホームドアの土台となる基礎を打つ場所と思われます。号車がZ1,Z4,1,11は9まで、4,5は10まで、それ以外は8まであることから、先頭車は9本、G車は10本、中間車は8本ということになります)
という法則となっているものとみられます。(現在は工事が進み見られなくなっています)
もし仮に増結編成の連結位置を変更するなら、この時点でホームドア位置も将来の変更後にも対応したものにしそうですが、あくまで現在の組成にのみ合わせたものとなっています。
一旦立派に作った基礎を近い将来に作り直す…というのは考えにくく、現在の位置だけに合わせて整備しているということは、今後連結位置の変更を行わず、半永久的にこのままで貫き通すのではないでしょうか。
近年ではコロナ禍により経営状態の悪化や半導体不足などがある一方、ホームドア設置に対する社会的要請も強くなり、鉄道バリアフリー運賃という事実上の追加料金のようなものも設定され「早く整備しろ」という風潮になっているなど、ホームドア設置を取り巻く情勢が当初からいろいろ変わったのでしょう。
ここまでを踏まえると、当初は連結位置変更を考慮していたが情勢が変わり変更しないこととしたため撤去した、というのが答えとみられます。
取り外した電気連結器とその付属品類は、後に出てくる編成に流用されているようです。
編成を組み替えていたらどうなっていたか、見てみたかったー。
東金線の京葉線直通は無くなるのか
昨年のダイヤ改正前後から、SNS上で"東金線の京葉線直通が無くなるのではないか"という説を目にします。本当に無くなるのか、いや無くせるのか…?長文ですが考察してみました。

分割運用の意図
そもそもなぜ分割運用があるのか。
大きな理由としては
の2点があると思われます。
東金線をはじめ房総各線と京葉線の直通運転は、90年代に京葉線の新木場〜東京が開通した際にスタートしました。この時代は東京のベッドタウンとして蘇我以南各線の沿線開発が進み、利用客が順調に増えていたと思われます。東金市も、外房線ほどでなくとも開発が進み、自治体としても東京への直通列車を欲していたのでしょう。
一方外房線では、特に朝時間帯の鎌取→蘇我間の混雑が激しく、ピーク時間帯にはとても6両編成を突っ込める状況ではありませんでした。そのため朝ラッシュ時間帯だけは、6両までしか対応していない東金線から千葉への直通を設定できません(ここらへんは昔どこかに公式見解のようものがありました)が、この時間帯は東金から千葉方面の利用がそれなりにあり、『東京直通』と『朝ラッシュ時間帯の大網から先への直通』の確保を、『京葉線直通を分割する』という形で実現させたのでしょう。
人口減少とコロナ禍
しかし、近年の人口減少に加えコロナで通勤客は減り、今後も以前の通りには戻らないとされています。中の人はコロナ禍直前あたりに朝の通勤快速を利用していましたが、コロナ禍後に改めて乗ると明らかに利用客が減っているように感じます。
また、他線区において遠距離からの東京直通の廃止が相次いでいて、相方の勝浦側と合わせて廃止が謳われていたこともありました。
2024年ダイヤ改正
いろいろな噂が流れる中、2024年のダイヤ改正では
- 通勤快速/快速の各駅停車化
- 分割運用の勝浦行きを上総一ノ宮止まりに
という変更が行われました。
分割運用のうち勝浦行きは短縮となったものの、成東側の直通が維持された点がポイントとなります。
種別変更は京葉線内への利用客が増加し、通勤快速通過駅の利便性を向上させるためとされていて、遠方からの通し利用より通過駅の利便性に舵を切ったといえるでしょう。そして勝浦乗り入れ廃止は、東京方面からの通し利用の減少に加え、災害時などに朝方から上総一ノ宮の先が不通になった時に勝浦から出てこられず、京葉線の運用に穴が開くことを避けるのもあるのでしょうか。
上総一ノ宮止まりであれば分割する必要がなく、手間のかかる分割運用を廃止することができますが、今回わざわざ成東側が残されているのは分割運用の意図の一つである「朝ラッシュ時間帯の外房線直通」のためと思われます。
また、今回の種別格下げにより、もう一つの理由である「東金から(東京をはじめとした)京葉線への直通サービスの提供」は、都内など遠方より、これまで平日はノンストップであった海浜幕張あたりなど千葉市内への利用に重点を置いたのでしょうか。
巷では「東金線の間合い運用のために分割運用で残された」という話がありますが、(車両への負担や乗務員の行路などを無視すれば)理論上は「209系で置き換え可能」です。
現状、E233系の間合い運用は夜成東に来てから数往復後大網に停泊し、翌朝成東に行ってから東京に戻るというダイヤです。
東金線の209系は現在全て6両で、内房線・外房線(大網以南)には停泊とその間合いとして早朝深夜に数往復があります。そのうちの一つに深夜に幕張を出て木更津に停泊、翌朝木更津から内房線を1.5往復して東金線に入る運用があります。
2024年現在の東金線の運用
例えば209系6両の内房線の間合い運用を無くし、千葉発着としたE233系の東金線運用に回せば、ほぼそのままのダイヤで車両の代替が可能となります。内房線運用を何かしらで代替する必要がありそれを確保できるのか、という課題はありますが、京葉線は貫通運用で統一できるほか、東金線は全て209の6両に統一され車両の縛りがなくなることでより便利なダイヤになることが期待されます。
209系だけで回してみた東金線ダイヤ(勝手な予想)
つまり、朝ラッシュの外房線に6両を突っ込んでも大丈夫と判断され、東金線⇔京葉線沿線の直通サービスより運用の合理化を優先すると判断されれば、消える運命にあると思われます。
ということで、この東金線の京葉線直通は「無くそうと思えば無くせるけど、今回は一旦直通のため残した」状態であるといえます。地元住民としては半分会社都合で無くしてほしくないのですが、もし無くなるのならば時代の流れもあり仕方ないのでしょうか。
今後のダイヤ改正はいい方向になるといいなぁ。
2023年 台風13号災害 ②
前回に続き、鉄道の様子を…
【9/8(金) 大雨当日】
外房線は朝までは動いていたものの、本納での線路冠水などにより終日動けずでした。東金線は昼頃まで粘っていたものの、雨量規制なのか昼から動かなくなり、そのまま終日運転見合わせとなりました。
千葉に向かおうとしたものの足止めを食らった模様。結局ここで停泊となりました。
普段209系は大網で停泊しません。
【9/9(土) 2日目】
外房線は誉田以南で終日運転を見合わせたものの、東金線は線内折り返しで運転を再開しました。
福俵〜大網の沿線
終日折り返し運転のため、E233系運用も209系が代走。東金線内では普段設定のない「回送」が見られました。
午後には被害状況が発表され、外房線土気〜大網間の土気トンネル内での道床流出や大網方出口付近で斜面崩壊など、大きな被害が出たことが明らかになりました。
【9/10(日) 3日目】
この日も外房線は終日運転見合わせ(末端は動いてたっけ)、東金線は線内折り返しでした。
時間があったので自転車で崩落現場へ。
2枚目を撮影した場所。道路に堆積した土砂の撤去作業中のためこれ以上近づけず。
崩落状況
軌陸車が作業中
現場近くの集落に近づくにつれ道路が土っぽくなり、土砂が流れてきたことを物語っていました。マップ上に表示されている、現場へアクセスする道が完全に土砂で埋まっていて、まずはそれを除去してから重機を搬入して斜面の修復、という順序だったと思われます。
終日運転見合わせとなり、2番線に二日間放置されていたC439+C441編成
改札機が新型のものに。このあと他の駅にも波及したため単なる更新時期だった可能性もあるが、浸水関連なのか…?
まだ夜9時台なのにホームの照明が消されてたのが不気味でした。
昼頃に運転再開の見通しが発表され、誉田〜大網は14(水)以降、大網〜安房鴨川は11(月)始発から再開し、誉田〜大網間は代行バスを出すとアナウンスされました。

大網駅は信号システム上、茂原方面での折り返しができないはずでは…?
その③へ続く…
外房線の2024年ダイヤ改正を考察
先日発表された、2024年3月のダイヤ改正。千葉支社では房総特急と京葉線に大きく手が加えられ、外房線・内房線にもその余波が大きく押し寄せています。ここでは外房線に着目し、変更点についての予想を含めた上でその全容を整理しました。

特急関連
減便や時刻変更の上255系は定期運用撤退、E257系は全列車が5両で運転へ
今回改正では255系の置き換えが噂されており、"しおさい"にE259系を入れるような動きがみられた一方、"わかしお"と"さざなみ"向けに何か入れそうな動きはなく、完全引退ではないかなと思っていましたが、、実際は一気に定期運用消滅という運びになりました。
"わかしお"と"さざなみ"の全運用を現状の運用形態のままE257系だけで回すことはできず、全車5両化と一部列車の削減、土日運休列車の拡大でで凌ぐこととなります。(よく都内で飲んだ帰りに愛用している、東京22:00のわかしおが土日運休になるのは痛い…)
【E257系500番台幕張車 運用予想】
平日
土休日
※行路番号や停泊地、車庫に入庫後の運用の流れは適当に設定しました。あくまでも"予想"につき、実際と異なる可能性があります。
"ご利用状況を踏まえ"といいますが、老朽化の進む255系の置き換えや今後行われるであろうE257系の機器更新分を既存車両で無理やり回そうとする動きは、前回改正での草津/あかぎと同じようでしょうか。全席指定化(=実質的な値上げ)による客離れがあるにしろ、平日朝夕や繁忙期の混雑具合が心配されます。
なお"255系を残す"との話もあることから、お盆や年末年始・GWなど繁忙期に255系をどこかしらの運用に入れて浮いた分を定期列車の増結に回すことや、今までにない臨時列車を設定することも考えられます(これまで号数が与えられていなかった"新宿わかしお"にしれっと号数が与えられており、繁忙期に追加設定される…とか?)。これまで通りE257系5000番台の応援もあるでしょう。
繁忙期に限らず定番となっている、波動用E257系9両の新宿わかしお/新宿さざなみ。プレスには「E257系5両で運転(両数を変更する場合あり)」と書かれており、今後も活躍に期待。
普通列車関連
朝夕の輸送体系に手が加えられ、特に京葉快速・通勤快速の格下げや、京葉線車両の勝浦発着が上総一ノ宮発着となる点は大きな話題を呼びました。
とうとう京葉線の勝浦乗り入れが廃止に。一ノ宮から下のいわゆる"末端区間"で夜中に何か起きると、この編成が出てこられないがために京葉線の運休を招いていたこともあった。
プレスに示されている変更点を列挙すると
【下り】
- 千葉6:41発 誉田6:56着 普通列車の新設(8両)
- 千葉6:50発 上総一ノ宮7:36着 普通列車の誉田〜上総一ノ宮延長(8両)
- 蘇我18:51着 現成東・勝浦行きを分割しない上総一ノ宮行きに
- 蘇我19:24着 現京葉快速 上総一ノ宮行きを分割列車(成東・上総一ノ宮行き)に
- (東金線) 大網19:02発成東行きを大網19:13発に変更
- 上総一ノ宮18〜20時台の一部列車の削減および時間変更
- 一部の京葉快速を各駅停車に変更(夜間と日中の初便)
【上り】
- 勝浦6:25発東京行き京葉線を上総一ノ宮始発に
- 茂原19:41発 千葉20:22着 普通列車の新設(8両)
- 上総一ノ宮21:34発 千葉22:30着 普通列車を時刻変更、安房鴨川からのワンマン列車に接続へ(上総一ノ宮21:49発 千葉22:36着に)
- 安房鴨川21:09発 千葉22:58着 普通列車を時刻変更 (安房鴨川21:21発 千葉23:13着に)
- 一部の京葉快速を各駅停車に(朝の1本と昼間の最終便)
となります。
いわゆる"なるかつ"運用のうち、勝浦編成は勝浦着後そのまま停泊となっていますが、上総一ノ宮止まりになるのと同時に夜の上りと朝の下りだけ新設されていること、先日E233系が6両単独で千葉まで車内LCDの動作確認とみられる試運転が実施されたことを踏まえると、上総一ノ宮着後に外房線の間合い運用に入るでしょう。これら一連の流れに加え、上に列挙した内容を含めると夜間帯の列車体系が大きく変わることが予想されます。
現状の外房線夜間帯の列車時刻表。千葉駅を基準としている(普通列車と、公表されている中で今回関係する京葉線列車のみ抜粋)
改正後の外房線夜間帯の列車時刻表予想(同じく普通列車と、公表されている中で今回関係する京葉線列車のみ抜粋)
上総一ノ宮(/20:28)→千葉(21:30/21:41)→上総一ノ宮(22:28/22:58)→千葉(23:43/23:46)→茂原(0:24/回送)→千葉(停泊/5:55)→上総一ノ宮(6:44/) (時刻は現在ダイヤで記載)
従来より間合い運用が設定されている成東編成においても、夜の東京発分割列車の成東到着が折り返し列車の成東発車よりも後になることから、夜の東金線内においても時刻変更(もしかしたら運用変更も?)が発生するものとみられます。
これまで定期列車では無かった6両の間合い運用が設定されそう。
今回はワンマン化の時以来、いやそれ以上のインパクトのある改正となりそうです。特に京葉線絡みでは自治体から強い反対の声が上がるなど、大きな"問題"となってきました。果たしてこれからどうなるのか…?
JR東日本『2024年3月ダイヤ改正について』 https://www.jreast.co.jp/press/2023/chiba/20231215_c01.pdf
乗りものニュース『今後どうなる? 最古参の房総特急車両 来春ダイヤ改正で定期運用から撤退』 https://trafficnews.jp/post/129958#google_vignette
文中の表は筆者作成。無断転載などはご遠慮ください。
2023年 台風13号災害 ①
2023年9月8日の台風13号の被害状況の記録を忘れないうちに残そうと思います。
まず街中の様子。
大網駅周辺に行く用があったので、東金から車で恐る恐る大網へ…
東金市内も数カ所冠水スポットがありましたが、国道に出ると全く平気でした。金かけて整備してるんだろうなぁ。
ウエルシアから大網駅方向
大網街道の外房線交差下
永田寄りの外房線交差下
永田寄りの外房線交差下
旧貨物線跡と外房線の合流点付近
周辺が停電したため、信号機は発電機で運用していました。
ヤマダ電機の裏
大網駅前の川。撮影した側は安全に通行できました。
いつも冠水するという東金線交差下。今回も派手に冠水。
大網駅前の通り。微妙に谷になっているのが見えます。
駅前のファミマ前。
タイムズは無事でした。
4年前の台風災害の時も大冠水し、大網駅のエスカレーターとエレベーターが長らく使用不可になったり、駅周辺の駐車場に停めてあった多くの車が水没したりと大変なことになりました。
街中はこんな感じで、その②へ続く…
【2023年改正】209系幕張車6両の運用
2023年3月ダイヤ改正後の、房総ローカル用209系の運用をまとめました。
今回も6両だけですが…
【2021年改正後の運用】
https://library600m.hatenablog.jp/entry/2021/12/03/223408
今回は主に総武本線・成田線の深夜帯にメスが入れられ、終電繰り上げやそのとばっちりによる減便・運転区間短縮がありました。
一方、日中の総武快速の減便により成田空港発着の快速列車が209系を使った千葉発着の普通列車となり、一時期消滅していた日中の北総方面の8両運用が復活し、活躍の場が広がってもいます。

【北総方面】

(Excelで作ってPDF変換したのをスクショすると、どうしても画質が落ちてしまいますね…)
今回改正での主な減便・短縮対象は
- 23時台の千葉〜成田〜千葉の列車が削減
- 22時台の成東行きが八街行きに(その折り返しも八街始発に)
- 23時台の横芝行き終電が成東行きに
- 21時台の成東行きが横芝行きに(これは延長)
です。
夜の総武本線に着目すると、これまで
- 千葉21:57発成東行き→折り返し成東発千葉行き(上り終電)
- 千葉23:05発成東行き→(成東停泊)→成東発千葉行き(上り初電)
- 千葉23:50発横芝行き(下り終電)→(横芝停泊)→横芝発千葉行き
と流れていたのが、
- 千葉21:57発横芝行き→(成東まで回送・成東3番線停泊)→成東発千葉行き(上り初電)
- 千葉23:05発八街行き→折り返し千葉行き(上り終電)
- 千葉23:50発成東行き(下り終電)→(成東2番線停泊・翌朝横芝まで回送)→横芝発千葉行き
と流れるようになり、合わせると八街〜成東〜八街の営業(往復22km)が無くなり横芝〜成東〜横芝の回送(往復19.8km)が増えました。
このほか、運用の流れが変わったことで幕張に帰れなくならないよう、夕方の一部で銚子での折り返し列車が変わったり、成田線では209系の空港乗り入れ運用が増えた関係で日中以降の列車番号がズレています。
【房総方面】

房総といっても、相変わらず東金線メインです。
例年通り数分の時刻変更以外、あまり大きな変更はありませんでした。
車両運用には関係ありませんが、以前は18時台の大網駅で下り総武快速が着く(18:05頃着)1分前に東金線が発車(18:04頃発)するというのがありましたが、苦情が殺到(?)したのか接続を取るようになりました。
イメージ
(2021年改正では原則東金線系統は6両・外房線系統は8両となり、外房線で上って折り返し成東へ…という使い方ができなくなった。大網は8両で折り返せないので、大網行きは茂原行きに延長となった。)
この列車、元々は1本前の下り普通列車(17:52着)に連絡(17:58発)で、18:06着の総武快速は対象外でした。
しかし、2021年改正で東金線と外房線の車両が分離された際、運用の都合で折り返し列車が変更となり、折り返しの時間を確保する必要が出た&成東での接続の都合で大網到着が遅くなったことにより、1本前の普通が着いてから10分くらい待たされた上後続の総武快速の直前に出るという、嫌がらせみたいなダイヤになったわけです。
一方、先述の車両運用の都合で17時台の上り外房線の列車間隔が歪だったり、17時代後半の東金線から上り外房線への接続が悪いというのは変わりませんでした。来年はここらへんが改善されるといいなぁ